酪農感謝の碑
ラクノウカンシャノヒ
母牛像305cm 子牛像170cm
■碑文
(副碑)
乳牛は八雲農民の母、酪農こそはこの町の誇りである。 開拓以来、長い苦渋にみちた迷路を経て酔農に開眼、 爾来ひとすじにその道を探究努力し来って六十年、ようやく今日の繁栄と確信を克ち得た喜び、同時にそのこと は北海道酪農発展のための先駆的役割を果して来たひそかなる自負でもある。 開町百年、感謝の思いを新たにして、ここに母なる乳牛の像を建てるこの像はまた、今後、真に世界に貢献し 得る平和にして豊かな酪農の町を創出しようとする八雲農民意欲の象徴である。
昭和五十三年十月 太田正治撰文
田仲孝一書
八雲町農業協同組合建立
■参考文献
2001『八雲町の石碑と像』高木崇世芝 編(非売品)