石碑「鴎嶋軒 小路豊太郎翁之碑」
セキヒ「オウトウケン コウジトヨタロウオウノヒ」
平成元年(1989)に、小路豊太郎を顕彰するために建てられた石碑。
小路豊太郎は、慶応3年(1867)に江差町で生まれた。
越後(新潟県)出身の虚無僧から尺八を学び、それまで三味線だけの伴奏だった江差追分に尺八の伴奏方を確立した。
昭和13年(1938)に札幌市で没。
【正面】
清韻百世
江差追分尺八先覚者
鴎嶋軒 小路豊太郎翁之碑
【正面碑記】
碑記
鴎嶋軒小路豊太郎師は慶応二年江差町中歌町に生まれ若年の頃から笛をたしなみ一方越後出身の虚無僧神保政之輔師に普化尺八の奥義を学んだ
師はつとに追分節の旋律と尺八の音律を調和に着目し新地町の小桝屋の老妓から追分節を習い尺八による追分伴奏法の確立を志し刻苦精励遂にその蘊奥を究めた当時江差追分の名人と謳われた平野源三郎師らの唄い手と共に各界の人士にその至芸を披露し斯道の情調を高め尺八による追分伴奏の基いをなしたと云われる
師は後に江差をはなれ昭和十三年二月札幌市に於いて七十二年の生涯を閉じたが師の没後半世紀を経た今日有志相集いその遺徳を偲んでこの碑を建立する
平成元年八月
題字 江差町長 木村義信
碑記 鴎嶋軒三代 松本晁章謹書
【裏面】
建立者
小路流三代目家元 鴎嶋軒松本晁章
小路流
札幌竹声会 恵千支部
北憧会 旭川支部
明声会 小樽支部
寛章会 森支部
竹豊会 名寄支部
竹洋会 個人会員
笙謳会
団体有志
江差追分会
北海道民謡連盟
社団法人日本民謡協会北海道連合会
北海道民謡協会
全日本民謡協会北海道連合会
平成元年八月二十日
