美和八幡神社
						創建(再建)は、宝暦10年(1760)とされる。祭神は誉田別命(ほんだわけのみこと)、倉稲魂命(うかのみたまのみこと)である。
「福山秘府東西堂社改之扣」によると享保3年(1718)に女名村(現厚沢部町字美和)に稲荷社が確認されている。この稲荷社が現在の美和八幡神社の原型と考えられる。八幡神社の境内社には稲荷社があることから、これが原型となった稲荷社の可能性が高い。
美和集落は天正年間に若狭からやってきた六右衛門と金蔵が草分けとされている。美和集落では現在も若佐姓が多くみられる。
八幡神社境内の稲荷社。これが神社の原型となった可能性がある。
天明7年(1787)銘の鰐口


