石碑「松沢伊八翁紀念碑」
セキヒ「マツザイハチオウキネンヒ」
明治31年(1898)に建てられた江差商人の松澤伊八を顕彰する石碑。
天保6年(1835)に佐渡国(新潟県)で生まれた松澤伊八は14歳で江差へ渡り、奉公人を経て独立し商人として活躍した。
江差郵便局長なども務めている。
後年、北海汽船会社を経営している際、所有船の海難事故が続いた中で補償や救済にあたっていたが、明治26年(1893)に死亡した。
この石碑は、松澤伊八の死後に彼の徳を慕う人々によって建てられた。
碑文は貴族院議長であった近衛篤麿が明治30年(1897)に記したもの。
江差町指定有形文化財【平成3年11月26日指定】。
高6m33cm/幅1m86cm/厚28cm。
■碑文
【碑文正面】
松澤伊八翁紀年碑
【碑文裏面】
明治参拾季五月弐拾四日
従三位公爵近衛篤麻呂書
■参考文献
宮原浩「所蔵資料から紹介する松澤伊八とその功績(1)」(2026年/『江差町郷土資料館研究紀要』第2号)
https://sitereports.nabunken.go.jp/ja/147197
