石碑「開拓碑」
セキヒ「カイタクヒ」
昭和30年(1955)2月に建てられた、当地での水田開墾を顕彰する石碑。
江戸時代末、松前藩が厚沢部川の流域で水田開墾を始めたが、その際に本州から農夫を移住させた。
碑文によると、この地域には文久2年(1863)に越前国(福井県)丹生郡から7戸の農家が移住して開墾を行った。
それにより、この地域は越前町と名付けられた。
■碑文
【石碑正面】
開拓碑
【土台表面】
文久二年五月
松前藩主崇広公の直参雇農として鈴木吉郎右衛門外六戸越前国丹生郡より渡道し越前町と呼称し藩主より三年間の扶持と農具を与へられ開拓の鍬を下し密林に挑み野獣と斗ひ明治初年に灌漑溝井越堀の開鑿を見るに及び益々業に励み水田農村の礎を築たり
渡道者
鈴木吉郎右衛門
塚本甚五郎
鈴木与三右衛門
木下紋兵衛
水野庄左右衛門
小野嘉壱
渡辺梅太郎
【土台裏面】
昭和三十年二月起
建立者
四代 塚本作郎
四代 鈴木秀■郎
三代 小野吉五郎
四代 鈴木秀太郎
三代 木下末次郎
四代 水野金太郎
梅太郎曽孫 能登タキエ
■■ 越前町一同
