法蔵寺名號石(大島噴火津波溺死者供養碑)ホウゾウジメイゴウセキ(オオシマフンカツナミデキシシャクヨウヒ) ■碑文(正面) 南無阿弥陀仏 ■解説寛保元年の大津波は法蔵寺堂宇流失ばかりでなく寺族全員、松前藩の記録では溺死者一四六七人と報告されています。当寺境内の名號石(大島噴火津波溺死者供養碑)はこの津波による死者の追善法要百五十回忌を記念して明治二十三年に建立したものです。名号は大本山増上寺堀尾貫務大僧正の真筆です。現在は剥落していますが南無弥陀佛と刻まれていました。 ■参考文献2007『熊石史実年表』八雲町編