渡島當國観音三十三番札所石柱オシマトウゴクカンノンサンジュウサンバンフダショセキチュウ ■碑文正面 當國札所第三十三□ 裏面右下 壽春 □ 裏面中央上 願主 裏面左下 正覚 □ ■解説江戸時代に松前・上ノ国・江差・乙部・熊石にかけて33の観音札所を設け、観音信者の願掛け札所としたその案内札所石柱である。 1番は松前の寿養寺で最後の33番が門昌庵札所である。全部を廻れない人は1番と最後の33番に願をかけると全部の札所を廻った事になるともいわれ、1番寿養寺と33番門昌庵へは必ず参詣した。 ■ ■参考文献2007『熊石史実年表』八雲町編