武田斐三郎先生顕彰碑

タケダアヤサブロウセンセイケンショウヒ

hako051
■碑文

(表)
五稜郭築城設計及び監督
箱館奉行支配諸術調所教授役
武田斐三郎(たけだあやさぶろう)先生
顕彰碑

五稜郭は我が国はじめての洋式城郭で安政4年着工、7年の歳月を費して元治元年(1864)に竣工した。のち旧幕府脱走軍がこの城に拠り箱館戦争の本城となった。築城100年記念に当ってこの碑を建てた。
昭和39年(1964年)7月18日 函館市

■解説

鉄筋コンクリート造の台に花崗岩の碑石、右上方に武田斐三郎の胸像(鈴木達製作ハイレリーフのブロンズ)をはめ込んである。「武田斐三郎先生顕彰碑」の文字は書家太田鶴堂によるもので、碑石の提供彫刻は加藤政雄による。昭和39年12月1日に武田斐三郎の子孫(ひ孫武田文夫・玲子)が見守るなか除幕式が行われた。

■参考文献

「いしぶみ」西部編(函館市役所土木部公園緑地課 1983年)、「五稜郭公園」(公園育成会 1989年)、「函館市史資料集」第46集(函館市史編纂委員会)

大エリア 函館市
小エリア 中央部地区
所在地北海道函館市五稜郭町38(五稜郭公園内)
制作時代 昭和
主題時代 近世, 明治
カテゴリ 碑・像