雲石峠碑
ウンセキトウゲ
■碑文
(表)
雲石峠
八雲熊石線の沿革
明治四十四年、北海道会議員荒井幸作氏などの尽力により、日本海太平洋の両岸を最短経路で結ぶ雲石街道の開さくが始まった。大正九年、道路法の施行と共に、熊石八雲停車場線となったが郡境附近は険難で、車馬の通 行も困難をきわめた。昭和五年、改良工事に着手し、昭和八年自動車運行可能な道路となった。昭和二十九年、 正式に八雲熊石線と名付けられ主要道々の認定をうけ以後、函館土木現業所により逐次改良工事が進められた。 昭和三十八年、雲石橋より清流橋まで産業開発道路の指定を受け全面改良に着手、昭和五十四年、全線舗装が完了した。
昭和五十五年十月三日建立 八雲町 熊石町
■参考文献
2001『八雲町の石碑と像』高木崇世芝 編(非売品)