虫塚
ムシヅカ
むしづか
1958.11.2
■解説
この虫塚は、五稜郭公園内にあった市立函館博物館五稜郭分館玄関左脇に建てられていたものです。五稜郭分館は昭和30年に開館し、平成19年に閉館しました。
昭和31年、五稜郭分館を会場に小中学生を対象にした、昆虫・植物・地学・電気のジュニアクラブが発足しました。
昆虫ジュニアクラブは標本作製に失敗した昆虫を供養するために、昭和33年11月2日にこの虫塚を建立しました。
五稜郭分館の閉館に伴い、平成20年に虫塚を本館に移設しました。
虫塚の蓋は、函館出身で東京芸術大学大学院美術研究科彫刻専攻を卒業され、昆虫彫刻等を創作されている佐藤正和重孝(さとうせいわしげよし)氏の作品(平成21年作)です。
虫塚建立式典の様子