俄虫鉱山のトロッコ軌道ガムシコウザンノトロッコキドウ 厚沢部町上里には意養川を挟んで西側に俄虫鉱山、東側に意養鉱山があります。意養鉱山は火薬庫跡をはじめ、比較的鉱山遺構がわかりやすく残されていますが、俄虫鉱山は明瞭な遺構が確認できませんでした。しかし、明瞭なトロッコ軌道の跡が残されています。 俄虫鉱山麓の畑から鉱山側の斜面にまっすぐトロッコ軌道がのびていました。幅約5m、深いところで1.5mほどあります。 俄虫鉱山トロッコ軌道 林道のようにつづら折れに上がっていくのかと思っていましたが、20度以上の急斜面を直登していました。おそらく、ケーブルカー的なもので、斜面の縦断面がなるべく直線になるように、縦断ラインが背斜風になっているところを削るので溝状になるようです。逆に谷地形は埋め立てているようです。 俄虫鉱山トロッコ軌道跡(上の方) 昭和23年米軍撮影航空写真には明瞭に軌道が写っています。 昭和23年米軍撮影航空写真に見る軌道跡
俄虫鉱山麓の畑から鉱山側の斜面にまっすぐトロッコ軌道がのびていました。幅約5m、深いところで1.5mほどあります。 俄虫鉱山トロッコ軌道 林道のようにつづら折れに上がっていくのかと思っていましたが、20度以上の急斜面を直登していました。おそらく、ケーブルカー的なもので、斜面の縦断面がなるべく直線になるように、縦断ラインが背斜風になっているところを削るので溝状になるようです。逆に谷地形は埋め立てているようです。 俄虫鉱山トロッコ軌道跡(上の方) 昭和23年米軍撮影航空写真には明瞭に軌道が写っています。 昭和23年米軍撮影航空写真に見る軌道跡