庚申塚コウシンヅカ 現在は高さ79cm、幅42cm。豊浜(とよはま)地区と大岩(おおいわ)地区境界付近の国道沿い山側崖中腹にある。 庚申塚(こうしんづか)とは、集落のはずれ(境界)の道端に据えた道祖神の一種で、病や災厄が集落へ入り込まないよう願って、江戸時代に蚊柱(かばしら・現在の豊浜)村と支村の大岩との境界に建てたと推測される。年2回ほど、庚申塚の前や講員の家で庚申講が行われている。 ■参考文献乙部町史(2001)下巻 P595