皇太子殿下御野立所

コウタイシデンカオノダテジョ

皇太子殿下御野立所

■碑文

(表)
皇太子殿下御野立所

(裏)
明治四十四年八月二十一日行啓

■解説

1911年(明治44年)8月20日から23日まで、皇太子(後の大正天皇)が函館を訪れた。若松町の桟橋から上陸、23日に函館駅から小樽へと向かうまで、市内各所を訪問し、庁立函館商船学校・函館高等女学校・函館商業学校、庁立函館中学校などの学校のほか、函館控訴院、函館公園、函館重砲兵大隊、五稜郭跡、園田牧場、大沼公園などを視察した。この間、函館区公会堂に宿泊し、訪れる先々で盛大な奉迎の行事が行われた。函館山には、函館山要塞を視察のため、21日に訪れている。 各地に、休憩の野立所が設けられたが、この記念碑もそのうちのひとつを記念したものである。

■参考文献

「いしぶみ」西部編(函館市役所土木部公園緑地課 1982年)、明治44年8月9日付・20~22・24日付「函館日日新聞」

大エリア 函館市
小エリア 西部地区
所在地函館山千畳敷 12番観音そば
制作時代 明治
主題時代
カテゴリ 歴史, 碑・像
by
このページの本文とデータは クリエイティブ・コモンズ 表示 2.1 日本ライセンスの下に提供されています。
  • 本ページに掲載しているデータは、自由に利用・改変できます。
  • 本ページに掲載しているデータを元に、2次著作物を自由に作成可能です。
  • 本ページのデータを元に作成したものに、データの出典(本協議会のデータを利用している旨)を表示してください。
  • 本ページのデータを編集・加工して利用した場合は、データを元に作成したものに、編集・加工等を行ったことを表示してください。また、編集・加工した情報を、あたかも本協議会が作成したかのような様態で公表・利用することは禁止します。
  • 本ページのデータを元に作成したものに、第三者が著作権等の権利を有しているものがある場合、利用者の責任で当該第三者から利用の承諾を得てください。