峠下村絵図

トウゲシタムラエズ

安政年間(1854〜1860)に描かれたと考えられる絵図で、江戸末期の峠下村と大沼・駒ヶ岳が描かれている。

大峠(現在の大沼隧道付近)を中心に、上部には大沼地区の様子、下部には峠下村を描き、藤山村・鹿部村・一ノ渡村との境界や、現在失われている字名が明記されているほか、字間の里程も記されている。また、神社・炭窯・庚申塚(塔)など、当時のくらしに関わる建造物が描かれ、彩色により田畑・山林などの土地利用状況も知ることが出来る。

江戸時代における七飯町の様子をうかがい知る資料として、重要であることから平成25年に七飯町指定文化財に指定された。現在、七飯町歴史館で保管され、常設展示室において複写資料を展示している。

大エリア 七飯町
小エリア
所在地七飯町本町6丁目1-3
制作時代 近世
主題時代 近世
カテゴリ 歴史
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