千畳敷センジョウジキ ■解説鴎島北西部の平らな岩盤。 日本海からの激しい波や風によって削られてできた。 「千島講宿帳」には、江戸時代末には各地からやってきた北前船の船頭たちが、この千畳敷で宴会をしながら追分節を聞いていたと記されている。 千畳敷という岩がある。夏のころ、諸国の船頭や旅人が酒や料理を用意して船を浮かべて、芸者などを引き連れて追分節・甚句・小唄を聞き、海の向こうに見える奥尻島の眺めを楽しんでいる。