見晴公園石灯篭 雪見型
ミハラシコウエンイシドウロウ ユキミガタ
■解説
かさが八角か円形で、さおの部分は三脚または四脚で股を開いた形のものを雪見灯籠、もしくは雪見形灯籠という。茶室からのぞむ庭園は雪景色がまた美しい。
香雪園を設計した京都の庭師・辻地月は、庭師のほかお茶、お花の師匠でもあったことから、公園内の枯山水、園庭には特に力を注いだといわれている。
辻地月は大正9(1920)年頃に来函、香雪園のほか、萩野氏旧邸宅の庭も手がけた。
■参考文献
「いしぶみ」(函館市役所土木部公園緑地課 1983年)、「見晴公園」(函館市役所土木部公園緑地課 1986年)