昇平丸慰霊碑しょうへいまるいれいひ 昇平丸は、薩摩藩が幕府や他藩に先駆けて桜島瀬戸村(現鹿児島市黒神町)で建造した全長27.3m、全幅7.6m、全深5.5mの木造バーク型の洋式軍艦です。 また、「日本初の洋式軍艦」などと紹介されることが多い昇平丸ですが、メイド・イン・ジャパンの洋式軍艦としては、安政元年(1854)5月に竣工している鳳凰丸のほうが早いため、くどい言い方ですが昇平丸は“日本で最初に建造が着工された洋式軍艦”であることがわかります。