首切の松(箱館戦争)くびきりのまつ はこだてせんそう 桂岡の愛宕神社の傍らに木古内越えの旧道の跡があります。明治2年、ここで官軍と幕軍の武士が遭遇し、たちまち斬り合いとなったが、腕の立つと思われる方が刃を引き「個人的恨みはない、無益な殺生は止めよう」と道の傍らの若松お頭をチョン切り鍔音もさわやかに刀を納めて、悠々と立ち去ったといわれています。 今、里では「首切りの松」と呼ばれる老松が旧街道のそばに枝を貼っています。