函館市指定史跡 北海道建網大謀網漁業発祥の地及び記念碑ハコダテシシテイシセキ ホッカイドウタテアミダイボウアミギョギョウハッショウノチオヨビキネンヒ 函館 天保10年(1839)、尾札部村の三代飯田屋与五左衛門と、臼尻村の小川屋幸吉が計画して南部の人田鎖丹蔵を招き、その指図で当時陸中で成功していた田代型大網(鮪大網、後に田代型大謀網と呼ばれる)を建網したと伝えられる(飯田屋は黒鷲岬沖、小川屋は弁天岬沖)。 これが、北海道の大謀網漁業の始まりとされ、北海道と尾札部村により、記念碑が建立された。碑文は北海道知事(当時)田中敏文が揮毫し、沿革の刻文は尾札部村長(当時)杉谷梅一が記した。