高さ86cm幅48cm 字姫川(ひめかわ)千岱野(せんだいの)地区茅森山(かやもりやま)の上にある。
越之浦(こしのうら)は青森県七戸で生まれ、当初七重(ななえ)種畜場・大川牧場で飼養されていた青毛牝馬で、明治14年(1881)明治天皇北海道行幸の際にお召し馬となった。その後は千岱野の千岱野牧場(通称「品川牧場」)に引き取られ同37年(1904)2月18日に死亡した。この石碑はそれを悼んで牧場主の品川彌一子爵(品川彌二郎の息子)の指示によって建てられたが、建立時期は明治40年前後ではないかと推測されるが定かではない。
■参考文献