■解説
1857(安政4)年 建立
1868(明治4)年 浪害により蓋部損壊
1887(明治20)年 燈器部損壊
1983(昭和58)年 破片を発見
1988(昭和63)年 復元
1991(平成3)年 展望施設として整備される
岩内、寿都方面から江差へ物資を運ぶため弁財船が利用されたが、帆越岬沖から尾花岬沖は潮の流れも早く、特に冬期間は強風波浪のため数多くの船が遭難した。
そこで、太田の部落民が相談して、現在の太田神社拝殿全面より20m地点の崖の上に燈台を作り、毎夜部落民が2~3人が交代で、魚油(鮫油)をともしたりして公開の安全を守った。燈籠はどの角度から見ても「太田」の字に見える。