水無の馬頭観音碑ミズナシノバトウカンノンヒ 北海道の開拓にとって馬は、運搬・開墾などに利用され、非常に重要な役割を果たした。このような背景から、庶民信仰として馬頭観音がよく祀られた。この碑は、文久2年(1862年)に水無御手作場の頭取飯田甚兵衛らによって建てられ、「右しかべ道・左とうげ道」と刻まれている。かつて、三股の地名の由来となった旧道分岐点に建てられていたが、現在は七飯町歴史館横の杉林の中に移設されている。