大沼流山地形オオヌマナガレヤマチケイ 大沼三湖は、寛永17年(1640年)の駒ヶ岳噴火によって、折戸川がせき止められて成立している。この噴火により、大沼周辺には大小様々な小山状の地形が作られ、沼には島々が作られた。これが流山地形である。明治期に蝦夷地を探索した松浦武四郎なども、その景観を絶賛している。特に、JR大沼駅前から鹿部町へ向かう道路からは、この流山地形と雄大な駒ヶ岳が織り成す、秀逸な自然造形美を堪能できる。