冷凍機械レイトウキカイ 大正9年(1919年)、日本の冷凍食品事業が森町ではじまりました。創業者は山口県小郡出身の実業家である葛原猪平氏です。 冷凍工場は凍結室と冷蔵室を各3室とアメリカ製のコンプレッサー(圧縮機)と原動機を2基ずつ備え、冷凍した森沿岸の魚を消費地へと出荷しました。 冷凍機械は半世紀にわたり稼働を続け、昭和44年(1969年)にその活動を停止します。日本の冷凍食品事業の発祥を伝える歴史的な価値をもつものとして町の文化財として指定されています。