石碑「松沢伊八翁紀念碑」セキヒ「マツザイハチオウキネンヒ」 ■解説明治30年(1897)に建てられた、江差商人松澤伊八を顕彰する石碑。 天保6年(1835)に佐渡国(新潟県)で生まれた松澤伊八は、14歳で江差へ渡り、奉公人を経て独立し商人として活躍した。 後年、北海汽船会社を経営している際、所有船の海難事故が続いた中で補償や救済にあたっていたが、明治26年(1893)に死亡した。 碑文は、貴族院議長であった近衛篤麿の書。 江差町指定有形文化財(平成3年11月26日指定)。