老松のいわれオイマツノイワレ ■碑文 (表) 老松のいわれ 植えおきし われは冥土にかえるとも 千代まで栄え まつのみどりを (初代 渡辺孝平作) この黒松林は明治二十二年から同三十三年(一八八九から一八九九)にかけてこの附近一帯の防風防砂林として前記の歌にうたわれた心境から初代渡辺孝平翁が沼津より約二十万本の松苗を船でとりよせ種々工夫困難の末漸く生育させたもののうち現在生き残ったものである。 昭和五十年十二月 函館市 ■参考文献 「いしぶみ」(函館市役所土木部公園緑地課 1987年)