聖観音の銅像ショウカンノンノドウゾウ ■碑文 (蓮華座裏) 「嘉永二己酉歳九月三日」「当山二十三世秀明代」「松前内蔵源広純造立之」 「御鋳物師 摂州大阪御藏跡住 石井出羽 橡藤原義行造立」 ■解説 花崗岩の台座の上に蓮華座、その上に聖観音立像が据えられている。この観音像は1849年(嘉永2年)、松前藩家老の松前内蔵が松前にあった寿養寺に寄進したものだが、後に高龍寺が譲り受けて移設したものである。 ■参考文献 「函館市史資料集」第27集(函館市史編纂委員会)