檜山農事試作場
厚沢部町新町の旧公民館跡地にあります。
明治44年(1911)4月に開場した檜山農事試作場は、現在の江差信用金庫厚沢部支店の西側、旧厚沢部公民館のところにありました。公民館跡地の木立はその名残で、隣接地五㌶余が試作圃場として経営されていました。
以来、昭和38年(1963)3月の閉場まで50年余にわたり、優良品種の普及や栽培技術の向上に努め、多くの農民に親しまれた施設でした。この試作圃場で、本町の特産物として知られているメークインが、大正14年(1925)に試作されました。