今金町開拓発祥之地 インマヌエル之丘
イマカネチョウカイタクハッショウノチ インマヌエルノオカ
建立:昭和51(1976)年4月
■碑文
(裏面)
明治二十四年四月京都同志社組合教会々員志方之善丸山要次郎と道庁より原野を借受け瀬棚より目名に到着 明治二十五年埼玉縣熊谷聖公会々員天沼恒三郎は宗教団体移住につき犬養毅と開墾を約す 明治二十六年埼玉縣熊谷教会員天沼恒三郎群馬縣髙崎教会員山崎六郎衛門移住入地し此の地をインマヌエルと定む 明治二十七年組合教会員川崎徳三郎笹倉福松聖公会員天沼喜蔵入地 明治二十八年群馬縣より平野久五郎入地 明治二十九年茅葺初代教会建設 大正二年インマヌエル村開拓二十周年記念祭を挙行
大正七年高台地に二代教会建設 昭和八年十月地名神丘と改名 昭和四十三年十一月三代教会建設此の地開拓されて八十数年の歴史ある事は先祖が苦労と孤独を克服し固い信仰と不屈の闘志を持ち開拓の使命を果せし事にあり 北海道教區宣教百年の歩みは荒野に鍬を振つた開拓者と言うべし
茲に宣教百年を記念し碑を建て永く感謝を捧ぐ
昭和五十一年四月
今金インマヌエル教会信徒一同建立