建立:平成8(1996)年7月
■碑文
(副碑)
碑文
鬱蒼と茂る原始の大地は人間を受け入れることを拒み、度々襲来する冷水害、極寒と猛烈な吹雪、身丈を越える積雪、幾日も燃え続ける山火事、草葺屋根の小屋に住まい明日の糧にも事欠き、往来と荷物の運搬は徒歩と馬の背に頼り
巨木を伐採して焼払い鍬で蒔付をする開墾と生活は過酷を極めた。
郷土の創建に心血を注ぎ、事々に共同して互いに慈しみ励まし合い幾多の艱難を克服、百世の基礎を築く偉業を成し遂げた。
ここに畏敬の念をもって敬意と感謝を捧げ、先人の遺勲をうけ継ぎ、向後益々の躍進発展を誓い地区住民の総意により銘記する。
平成八年七月吉日
白石開基百周年記念協賛会