日本公許女医第1号荻野吟子開業の跡ニホンコウキョジョイダイイチゴウオギノギンコカイギョウノアト ■碑文セタナイの八景 明治の橋の夜の雨 二見が浦に夕日さす 掛澗に宿る帆掛船 利別に落つる雁 事比羅さんの秋の月 はるかに見ゆる狩場山 雲か雪かのうたがひも 晴れて嬉しや大谷地のあらし 隠林寺にぼんと撞く暮の鐘 吟子作詞 ■解説1897(明治30)年、日本公許女医第1号である荻野吟子女史が旧瀬棚村で「荻野医院」を開業した跡地の記念碑。碑文は制作年代は不確かだが、養女の竹ノ谷トミ氏からの聞き取りによると、よく口ずさんでいたようである。