栄浜開田七十周年記念碑サカエハマカイデンナナジュッシュウネンキネンヒ 高さ109cm、幅36cm。栄浜八幡神社境内にある。 栄浜(さかえはま)地区は明治中ごろまで鯡(ニシン)漁で生計を立ててきたが、だんだんと不漁が続くようになり絶えてしまった。それに代わる生活の糧として水田開削を明治34年(1901)から始め、のちに3本の用水路(「野の用水」「突符(とっぷ・別名大川)用水」「来拝(らいはい)用水」)からなる3つの水田地帯がある。この功績を称え、開田七十周年を記念して昭和48年(1973)11月に建立された。 ■参考文献乙部町史(2001)下巻 P590