元和開田記念碑ゲンナカイデンキネンヒ 高さ110cm、幅38cm。元和八幡神社鳥居前右側にある。 元和(げんな)地区は昭和20年代半ばまで、前浜漁や出稼ぎ漁によって支えられた完全な漁村地帯であった。昭和27年(1952)沿岸凶漁対策と土地改良補助事業を併せて造田計画を立案し可笑内川(おかしないがわ)から総延長8kmの水路を築いた。翌28年にはブルドーザーによる造成を実施し、同29年に水田5町部(約5ヘクタール)が完成した。これを記念して昭和37年(1962)11月に建立された。 ■参考文献乙部町史(2001)下巻 P592