峠下ホテル跡トウゲシタホテルアト 旧峠下小学校の跡地は、明治5年(1872)の札幌本道開削の時に、洋風のホテルが置かれた場所であった。五稜郭にあった箱館奉行所を取り壊した際の廃材を利用して建てられたといわれ、通称「峠下ホテル」と呼ばれた。明治14年(1881)の明治天皇行幸の折には、行在所にあてられ、それを記念して大正2年に建立された「御駐蹕之地」と刻まれた石碑が今でも残っている。